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2000 Ribolla
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Ribolla

偉大な白ワインを造ることで有名な「フランチェスコ・ヨスコ・グラヴネル」の「リボッラ」です。フリウリの土着品種であるリボッラ・ジャッラで造られるワインなので、ある意味ブレッグとは対照的な存在かもしれません。

約3年前に試飲した2000年のブレッグとは大きく異なり、すっかり固さがとれた状態で、際立った個性による強烈なインパクトはかなり影を潜めています。いたって流麗でたおやかな表情を見せてくれますが、単純に「熟成による結果」とは思えない程の変貌ぶりだったので、もしかすると自然なスタイル故の「ボトル差」ということなのかもしれません。

グラヴネルという造り手とリボッラ・ジャッラという品種による強烈な個性と主張を期待していると、やや肩すかしを食らう感もありますが、優しい体躯の中にあるコアの塊感や仄かな甘味など、兼ね備えた表情の本質的良さは十分発揮されるので、見方を変えれば従来よりも「一般向け」の要素が高まっているとも言えます。

これまでと同じようにグラスによって大きく表情が変化しますが、品種の個性から紡ぎ出される各要素の表情をしっかり享受したい場合はシャルドネ系の細身のグラス(416/5など)を使用し、全体としての一体感や包容感など、より良い飲みやすさを重視する場合はモンラッシェ系の大振りのグラス(416/97など)を使用すれば良いと思います。
(2009/01)

参考市場価格6,069円~9,975円(平均約8,588円)
点数評価92(V)

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