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ジュヴレ・シャンベルタンを本拠地とする造り手「ジャンテ・パンシオ」が造る「ロゼの泡」です。
ブルゴーニュの造り手によるスパークリングワインという、かなり珍しいアイテムですが、想像以上に質実かつ真っ当な仕上がりに素直に驚かされます。色は淡いサーモンピンク、どちらかというと琥珀系の色相で、マセラシオンを行った白ワイン系の色調に近いので、一般的なロゼとはやや異なる色調になっています。適度なシャープさを感じる口当たりで、タンニン系のほろ苦さと骨格の堅牢さを感じるかたり、まさにピノ・ノワールらしいしっかりとしたワインりしさが伝わります。ある種、ヘタなシャンパーニュよりもしっかりとした世界観でもあるので、価格帯を考えるとお買い得感はかなり高いと言えそうです(ブラインドでサーブすると興味深い結果が得られるかも?)。
(2014/04)