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- Good Quality -

2014 Kafka Rouge
Hitomi Winery Co., Ltd.生産者ワインリスト

Kafka Rouge

ヒトミワイナリーからは数多くのアイテムがリリースされていますが、今回の1本は自社畑で造られる「ドメーヌ・ヒトミ」シリーズになります。ワイン名の「カフカ」は、自然な造りは「可」なのか「不可」なのか、と言う問いかけと、代表作「変身」でお馴染みの作家「フランツ・カフカ」の2つがその由来となっています。

セパージュはメルロー主体で、補助品種としてピノ・ノワールとシラーが使用されています。他では聞いたこともないような独創的なブレンドですが、あくまでも「自然派ワイン」としての立場が主要素なので、使用されている品種自体はあまり重要ではないのかもしれません(生産本数550本)。

葡萄は全房のまま足による破砕が行われ、その後、手で撹拌しながら天然酵母で約1ヶ月間発酵が行われます(無濾過、無清澄)。色調はしっかりしていて、にごりワイン特有のくぐもりは多少ありますが、透明度そのものは比較的高い傾向にあります。マスカット・ベリーAで造られるフィート・アシルにも少し似た、イチゴジャムのような香り高さがあり、自然派ワインらしい独特の個性を持つ際立った世界観がストレートに広がります。やや還元気味で、溌剌とした表情と共に、各要素がバラバラに広がる傾向にあるので、抜栓後すぐに飲むのではなく、可能な限りしっかりと空気に触れさせて表情をほぐしてやることをお勧めします(時間の経過によって本来の良質さが表出する)。

日本のメルローらしい性質、ある種独特の柔らかさや多少の鈍さが感じられるものの、コアに感じられる葡萄そのものの密度や充足感は十分なものがあり、時間をかければかけるほどに、滋味深い良質さがじわじわと飲み手に伝わります。全体像としては柔らかさと軽快さ、そしてその中にあるほろ苦さが主要素となっているので、濃厚なワインが苦手な人にはちょうど良いかもしれません。造りそのものは良好で、10%という低アルコールも手伝って非常に心地よく飲み進めることができますが、根本的に癖がやや強めなので、あくまでも「自然派ワインが持つ独特の世界観に対する理解度が高い人向け」になりそうです。
(2017/08)

参考市場価格:3,240円
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