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さすがにパーカーが「最上のパヴィヨン・ブラン」とコメントしただけのことはあります。最初の1杯で今まで飲んできた白ワインとのあまりの違いに驚きました。ウマイ、マズイとかではなく、同じ白ワインとは思えない程根本的に別物のように感じました。
次の2杯目では少し冷静になれたせいか、様々な要素をはっきりと感じる事ができました。特徴的なのはまずその香り。少々コルク臭いととれない事もないのですが(ブショネという意味ではなく)、白ワインとは思えない程の樽香が広がります。そして涙も信じられない程綺麗に流れます。一見濃厚さを打ち出しているようなのですが、実際にはサラッと飲めてしまうことに一段の驚きがありました。心地よいパワーを打ち出しながらもこれだけサラリと飲めるのは、レモンやライムのような柑橘系果実を1滴たらしたような隠し味的な爽やかさを感じるからかもしれません。
3杯目以降は非常においしくいただけました。2杯目の段階では各要素が際立って感じられただけにあまり好みではない部分もあったのですが、それ以降は余計な事を言う暇もないぐらいの勢いで飲んでしまいました。まさに赤ワインのパワーをそのまま白ワインに変換したかのような出来です。今なら比較的手頃な価格で手に入ると思うので、ぜひ一度飲んでみる事をお薦めします。
(2000/08)