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2011 Bianco Trebež Selezione
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Bianco Trebež Selezione

ダリオ・プリンチッチのスタンダードアイテムはモノセパージュが基本となっていますが、このトレベツに関しては「ブレンド」で造られます。また、過去最高の出来となった今回の2011年は、特別に良い樽だけをセレクトしてブレンドした、特別仕様の「セレツィオーネ」が造られることになりました。

色調は、クリアながらも深みのある橙がかった琥珀色で、スキンコンタクトで造られるオレンジワインらしい色合いとなっています。適度な瓶熟を経ていることもあってか、同年のリボッラ同様落ち着きのある佇まいで、その瑞々しさと滑らかさを持った流麗な口当たりは、驚くほど自然に体に染み入り、その驚異的な浸透力はダリオ・プリンチッチ史上最高レベルとなっています(アルコールが14%もあるとはとても思えない)。また、コアの成熟度が高く、内包された旨味と甘味は他のヴィンテージや品種にはない水準にまで高まっています。

明確な個性とエネルギーを内包しながらも、それを決して明らさまに押し付けたりはしない、ある種の謙虚さが美点なので、この圧倒的な浸透性が素直に訴求してこないような場面、つまり、画一的にグラス一杯(一口)で判断せざるをえないようなテイスティングだけは、絶対に避けることが第一条件になりそうです。ある意味、日本人的な奥ゆかしさを引き出す必要性があるとも言えるので、下手をすれば過小評価してしまう可能性も高そうですが、腰を据えてじっくり紐解いて行けば、その良さは必ず体感できるはずなので、もし市場で見かけることがあれば、ぜひ積極的に選択してもらいたいところです(通常のトレベツとほとんど価格が変わらないというのも大きなメリットのひとつ)。
(2016/12)

参考市場価格5,270円〜5,281円
点数評価--

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