ルイ・ヴィトンの出すワインとして一時話題になりましたが、味の方はそれほど突出した特徴があるわけではなく、比較的軽めの飲みやすい造りになっています。1995年と比べてもそれほど変わらない印象なので(1996年のほうが多少まとまってる気はする)、もともとこういう路線のワインなのでしょう。希薄さを感じるという点が少し残念だったりしますが、ある意味「ネタ」的ワインと言えるので、味よりも話題のひとつとして活用できると思います。もし味も求めるなら、同様にヴィトン傘下である「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」のシャンパンで決まりでしょう。
(2000/11)