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Home > Special Feature > Japanese Winemaker Leading New Zealand

ニュージーランドを牽引する日本人生産者

ピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランなどを筆頭に、世界基準で非常に高い評価を得ている産地が「ニュージーランド」。従来、ピノ・ノワールといえばブルゴーニュ、ソーヴィニヨン・ブランといえばロワールと、ともにフランスが世界に誇る主要産地でしたが、現在では新たに、ニューワールドらしい個性を遺憾なく発揮しつつ、さらにはオールドワールドの持つ伝統的スタイルも尊重した高品質なワイン産地として、このニュージーランドから伝統産地に比肩する水準のワインが数多く生み出されています。

まさに時代を象徴する注目産地とも言えるニュージーランドですが、実は既に多くの日本人生産者が多種多様なワインを生み出しています。北島から南島まで幅広く存在する各産地で、テロワールを意識した良質な栽培を行いつつも、日本人らしい繊細な感覚で明確な個性を持ったワインを手がけているのが大きな特徴とも言え、常に改良と挑戦を続けることでニュージーランドという地を牽引する存在の一角を担っています。

大沢ワインズ(ホークス・ベイ)

滋賀県の米原で不動産事業や農業事業を手がける大沢泰造、そんな彼の夢の結晶がこの「大沢ワインズ」。様々な農業国を視察し、自身の目指す農業に最適な土地として最終的に行き着いたのが、ニュージーランドの北島にある「ホークス・ベイ」。元々は羊の放牧地だった土地を購入し、ゼロから葡萄畑を開墾。その広さは約43haに及び、ニュージーランドでは珍しい「日本人オーナーによる自社畑のシングル・エステート・ヴィンヤード」を実現しています。環境に配慮した近代的な醸造施設の元、品質を重視した葡萄栽培を実践し、「最高のワインを造る」という強い信念に基づいて数多くのワインをリリースしています。

▼ 大沢ワインズのレビュー ▼

クスダ・ワインズ(マーティンボロ)

多大な名声を得る「ロマネ・コンティ」を筆頭に、数多くの偉大なワインで使用されている葡萄品種「ピノ・ノワール」。このピノ・ノワールに傾倒し、ニュージーランドという新世界で世界最高水準のワインを造ることを夢見るのが、この地における日本人生産者の先駆者とも言われる楠田浩之による「クスダ・ワインズ」。日本人生産者としてはまだ数少ない「自社畑」で栽培されるピノやシラーは年々評価を上げ、近年ではニュージーランドではトップクラスの評価を獲得するだけでなく、ブルゴーニュの偉大な生産者とも肩を並べるほどの高評価を得るに至っています。

▼ クスダ・ワインズのレビュー ▼
クスダ・ワインズ生産者ワインリスト
Kusuda Wines Limited [Web Site]
クスダ・ワインズ生産者ワインリスト
Kusuda Wines Limited [Web Site]
クスダ・ワインズ生産者ワインリスト
Kusuda Wines Limited [Web Site]
クスダ・ワインズ生産者ワインリスト
Kusuda Wines Limited [Web Site]
クスダ・ワインズ生産者ワインリスト
Kusuda Wines Limited [Web Site]
クスダ・ワインズ生産者ワインリスト
Kusuda Wines Limited [Web Site]
クスダ・ワインズ生産者ワインリスト
Kusuda Wines Limited [Web Site]

グリーンソングス(ネルソン)

南半球では最古の農業学校でもあるリンカーン大学で、葡萄栽培・ワイン醸造学科を首席で卒業するという輝かしい経歴を持つコウヘイ(小山浩平)。彼は2014年、ニュージーランドでもっとも日照量が多いとされる「ネルソン」にあるモツエカのテロワールに惚れ込み、パーマカルチャーという循環型の運営方法が実践されているアタマイ・ヴィレッジでワイン造りを始めます。そして4年目となる2017年。さらなる可能性を追い求め、自身の新たな一歩を踏み出すために、会社名の「グリーンソングス」にブランドを統一し、より自由な発想でのワイン造りをスタートさせています。

▼ グリーンソングスのレビュー ▼
アタマイ・ヴィレッジ・ワインズ
Atamai Village Wines [Web Site]
アタマイ・ヴィレッジ・ワインズ
Atamai Village Wines [Web Site]

久能ワインズ(ネルソン)

京都府相楽郡精華町出身の中野雄揮によるレーベルが「久能ワインズ」。名前の由来は、母方の祖父母の苗字で、数世帯程度しか現存していない消滅の可能性のある名前ということもあり、なんらかの形で残したいという思いで命名。基本的スタンスとして、栽培では無灌漑、そしてオーガニック。醸造では無清澄、無濾過、野生酵母使用、酸化防止剤無添加と、その土地のキャラクターを重視した表現方法を模索しています。ニュージーランドのネルソンを本拠地としながらも、日本の山形県、オーストラリアのバロッサ・ヴァレーなど、世界各地でワイン造りを実施しているのも大きな特徴。

▼ 久能ワインズのレビュー ▼
久能ワインズ生産者ワインリスト
Kunoh Wines [Web Site]
久能ワインズ生産者ワインリスト
Kunoh Wines [Web Site]
久能ワインズ生産者ワインリスト
Kunoh Wines [Web Site]

キムラ・セラーズ(マールボロ)

日本人らしい繊細な感性で、ソーヴィニヨン・ブランを中心に高い評価を得ているのが、ホテル勤務からワイン造りの道へと見事に転身した木村滋久による「キムラ・セラーズ」。ニュージーランドのクロ・アンリやヴィラ・マリア、そしてアメリカではオレゴンのエルク・コーヴで経験を重ね、5年の時を経て2009年にマールボロにワイナリーを設立します。ニュージーランドと日本を繋ぐ架け橋として、誰もが幸せな気持ちになるような、そんな瞬間を届けるためのワイン造りに日々励んでいます。ソーヴィニヨン・ブランだけにとどまらず、近年ではピノ・ノワールにも力を入れており、今後のさらなる発展と進化が大いに期待されます。

▼ キムラ・セラーズのレビュー ▼

フォリウム・ヴィンヤード(マールボロ)

ニュージーランドのクロ・アンリで経験を重ねた後、2010年6月にマールボロのブランコット・ヴァレーでフォリウム・ヴィンヤードを創業したのが、若き栽培醸造家の岡田岳樹。日本人生産者では珍しい「自社畑(畑6ha、総面積8.4ha)」を所有し、一般的なニュージーランドの畑の倍を超える4,200本/haという高い密植率に(一部2,800本/ha)、Biogro認証を取得した有機農法を実践するなど、「高品質なワインを造るために高品質な葡萄を育てる」という想いで、この地に適したソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを手がけています。

▼ フォリウム・ヴィンヤードのレビュー ▼

コヤマ・ワインズ(ワイパラ・ヴァレー)

ワイパラの名門ワイナリー「マウントフォード」で長年アシスタント・ワイン・メーカーを勤めた小山竜宇が、自身の理想のワインを造るために設立したのが「コヤマ・ワインズ(2009年の設立当時の名前はコヤマ・ワイパラ・ワインズ)」。マウントフォード時代から続く信頼関係を生かして優良な栽培農家と契約、その中でも優れた区画を確保することで、ウィリアムス・ヴィンヤードとピアソンズ・ヴィンヤードからピノ・ノワールを、タソック・テラス・ヴィンヤードからリースリングを、それぞれ単一区画のテロワールを生かした良質なワインを生み出しています。

▼ コヤマ・ワインズのレビュー ▼

サトウ・ワインズ(セントラル・オタゴ)

ニュージーランド最南端のワイン産地「セントラル・オタゴ」で、佐藤嘉晃、恭子夫妻の二人三脚で始めたプロジェクトが「サトウ・ワインズ」。夫妻ともに銀行業からの転身で、ロンドンで世界中のワインに触れたことがきっかけとなり、2006年にニュージーランドに渡ります。リンカーン大学で栽培と醸造を学び、バノックバーンにある偉大な造り手「フェルトン・ロード」で経験を重ねるだけでなく、ヨーロッパにも足を運び、ドイツの「ベルンハルト・フーバー」やブルゴーニュの「ジャン・イヴ・ビゾー」など、著名な生産者の元でも経験を重ねています。有機農法やビオディナミでの栽培にこだわりを持ち、極力人の手を介さず、化学薬品や添加物を排除した、自然と微生物のバランスを重視したテロワールの表現を見事に実現しています。

▼ サトウ・ワインズのレビュー ▼
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