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- Good Quality -

2013 Sato Central Otago Pinot Noir
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Sato Central Otago Pinot Noir

佐藤嘉晃、恭子夫妻による小さなプロジェクトとして、2009年に始まったのが「サトウ・ワインズ」。もともとは銀行員だったという異色の経歴の持ち主ですが、転勤先のロンドンでワインに目覚め、ワインを造りたいという思いにかられ、最終的にニュージーランドにたどり着きます。セントラル・オタゴを代表する偉大な生産者「フェルトン・ロード」でキャリアを重ねたこともあり(恭子さんは現在もフェルトン・ロードの栽培に関与)、サトウ・ワインズも同じセントラル・オタゴを拠点としています。

サトウ・ワインズのスタンダードなピノ・ノワールは、クロムウェルのすぐ北、ダンスタン湖の西側にある「ピサ・テラス・ヴィンヤード」から造られます。同年のキュヴェ・パルティキュリエールが完全除梗、逆にランソリットが100%全房発酵で造られるのに対し、スタンダードのピノ・ノワールは20%の全房発酵比率となっています。熟成は新樽比率12%のフレンチ・オーク・バレルで18ヶ月間。生産本数は僅か4,986本(ボトリングは2014年11月25日)。

今回はリリース直後の試飲以来、約2年半ぶりの試飲となります。以前はやや固く引き締まった表情が印象的でしたが、この数年でもはや別のワインとも言えるほどの変貌を果たしています(熟成が早い印象もあるのでボトル差の可能性もあり)。色調はややくぐもっているものの非常に濃く(無清澄無濾過らしい見た目)、焼酎のような蒸留香に、やや揮発酸も感じられます。一般的なピノ・ノワールに見られる流麗な世界観とは対極にあるような重層感が非常に印象的で、複雑に溶け込んだ多様な野菜やハーブ、それらが葡萄と共に煮詰まり、ある種ウスターソースのようなニュアンスを生み出しています。全体的に、曇天を彷彿とさせるような沈み込む暗めの表情が主体となり、他者とは混じり合うことのない独自の指針を打ち出しているような傾向にありますが、それでもその本質にはサトウ・ワインズらしい明確なビジョンと意思が垣間見えます。純粋な味としては好みが分かれそうですが、誠実かつ真面目に造られていることに関しては、ひしひしと伝わってくると思います。
(2015/07、2018/01)

参考市場価格:6,080円〜7,538円(平均約6,502円)
点数評価:--

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