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- Good Quality -

2014 Kusuda Martinborough Riesling
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Kusuda Martinborough Riesling

2001年にニュージーランドのマーティンボロでワイナリーを設立。今やニュージーランドを代表するだけでなく、世界基準で非常に高く評価される日本人醸造家「楠田浩之」によるリースリングです。

2014年は糖度は21、残糖は1.1g/l、総酸量は6.2g/l、アルコール度数は12%。生産本数はコルク栓が2,277本、スクリュー・キャップが1,991本となっており、今回試飲したのはスクリー・キャップのボトルとなっています。2014年の最大の特徴は、過去最低レベルと言える残糖分の低さ。僅か1.1g/lという超低酸度で、一口飲んでハッキリと伝わる超ドライな資質が印象的です(残糖35g/lのコヤマのリースリングと非常に対照的)。

その超ドライな資質を差し置いても、現状ではまだ若さや硬さが先行する傾向にあるので、やや飲みにくさやとっつきにくさに勝る傾向にあります(出来れば1〜2年ぐらい様子を見たい印象かも)。特に抜栓日はその傾向が強く、仮に食事に合わせるにしても、かなりマリアージュを工夫しないと総合的な満足度は得られにくい印象でもあります。クスダらしい造りの良質さ、ポテンシャルの高いリースリング像は変わらずしっかりと感じられるのですが、それ故に逆に「果実が不足している」と感じる瞬間にも繋がるので、この超ドライな指向性から生み出される世界観というのは、ある種二律背反的と言えるのかもしれません。
(2015/05)

参考市場価格4,752円
点数評価96(BC)

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