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2001 Grappa di Barbera d'Asti Quorum
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造り手の「アスタエ」とは、ベルタ、ブライダ、ミケーレ・キャルロ、コッポ、プルノット、ヴィエッティという6つの伝統的な生産者が集まり、「バルベーラ・ダスティ」のイメージをより広く世の中に伝えるためにスタートさせたコンソーシアムとなっています。

アスタエのメインアイテムはあくまでもワイン(バルベーラ・ダスティ)で、ベルタをのぞく5つの生産者が所有する最良のバルベーラのみを選んでブレンドし、「クオルム」と名付けられたバルベーラ・ダスティとして世に送り出されます。

残る造り手のベルタは、クオルムを造る際に発生したヴィナッチャを使用し、独自の蒸留技術を持ってグラッパを造ります。品質にこだわりを持つベルタなだけに、最高の素材となるバルベーラを「アスタエのヴィジョン」を考慮しながらうまく纏め上げていると言えます。

グラッパとしてのクオルムは、バルベーラ・ダスティの葡萄を使用し、バリックの新樽で10ヶ月間熟成されます。7年以上熟成させるベルタのヴィンテージ・グラッパと比較すると色調はやや薄めですが、一般的なグラッパと比較するとしっかりした色付きだと言えます。

今はまだファースト・インプレッションの状態ですが、抜栓直後から「これぞベルタ!」と思わせる芳香性があり、素直に楽しめる魅力がしっかり込められています。香りはフラワリーで樽の甘みが感じられますが、単に優しいだけでなく、麦藁的な穀物系や糠風味、そして焼酎の「はなたれ」のようなセメダイン/ガソリン系の力強さも兼ね備えており、様々な風味が沸き上がってきます。全体的には、リゼルヴァ系のまろやかさと非樽系の力強さの良い所どりという感じでしょうか?

現状だと一体感はまだまだで、体躯としてもややタイトでスッキリ(ピュア)した指向性となっていますが、それでも今飲んで素直に楽しめる造りになっているのが嬉しいところです。ベルタのグラッパとして考えた場合、コスト的にはややお買い得だと感じるかもしれませんが、実際にはヴィンテージ・グラッパとの差額を「わずかしかない」ととるか「数千円も安い」ととるかは微妙なところなので、人によって判断が分かれそうな気がします。さらに別の問題として「ワインのクオルムと同等の価格帯」という実情もあるので、基本的には「単品で買う」というより「大人買い」に近いポジションに位置しているのかもしれません。
(2006/07、2007/01)

参考市場価格:7,980円~8,980円
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