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- Good Quality -

2006 Château Puygueraud
Château Puygueraud

Château Puygueraud

「シャトー・ル・パン」など、一流のシャトーを所有することで有名な名門ティエンポン家。その一族の一人「ニコラ・ティエンポン」が手掛けるのがこの「シャトー・ピュイゲロー」。セパージュはメルロー55%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、マルベック5%となっています。

インク系の香りが立ちのぼる若々しく強固な立ち振る舞いで、しっかりした渋みを感じるタンニンが基軸となった世界観に仕上がっています。クロワ・ムートンのような表面にあらわれる構成要素や仕立て具合で楽しむタイプではなく、もっと本質的な存在力に踏み込み、体躯を支えるタンニンの表情や質感を味わい愛でるタイプにあるので、どちらかというと普段からワイン(特にボルドー)を飲み慣れている人向けと言えそうです。

表情としてはシンプルな指向性ではありますが、思った以上の質実さがあり、このクラスのボルドーワインとしては十分なポテンシャルを持っています。タンニンによる堅牢性が主体となっているものの、内部はいたって柔らかく流麗で、抜栓当初は「少し置いておきたい」と感じるかもしれませんが、翌日に持ち越すことで軽快で柔らかな資質が5割程度にまで増し、さらに3日目になるとタンニン系の要素とうまく融合を果たしてくれるので、トータルで見ると「今から飲める系」と言えそうです。
(2009/08)

参考市場価格1,890円~3,200円(平均約2,588円)
点数評価87+/89(RWG)、87-89(IWC)、87(WA)、87(WS)

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