進化と発展を続ける「日本ワイン」
キャンティ&キャンティ・クラッシコ
偉大なる王のワイン「バローロ」
ニュージーランドを牽引する日本人生産者
進化と発展を続ける「日本ワイン」
特別特集「シャブリ」
紡がれるブルゴーニュの伝説「ルロワ」
大地の恵みと多様なテロワール「エトナ」
新たな潮流「スパークリング日本酒」
ジュヴレ・シャンベルタン
白ワインの聖地「フリウリ」
特別特集「ニュイ・サン・ジョルジュ」
楽天市場「バローロ」
楽天市場「バルバレスコ」
楽天市場「パウエル&サン」
------

- Good Quality -

2009 Santa Barbara County Chardonnay Los Alamos Vineyard Cuvée V
Au Bon Climat Winery生産者ワインリスト

Santa Barbara County Chardonnay Los Alamos Vineyard Cuvée V

オー・ボン・クリマの原点とも言える「ロス・アラモス・ヴィンヤード(95%)」と、「ル・ボン・クリマ・ヴィンヤード(5%)」をブレンドした、「ヒストリカル・コレクション」と呼ばれるアイテムがこの「キュヴェ V」となっています。

しっかりとした酸が感じられますが、思った以上に果実の甘味があり、どこかポッテリとした表情が気になるという、ある種「オー・ボン・クリマらしさ」よりも「カリフォルニアワインらしさ」の方が強い傾向にあります。抜栓直後から明快な表情が打ち出され、やや際立った甘味なので多少困惑したりもしますが、不思議なことに、翌日に持ち越すことでその表情はガラッと方向転換します。抜栓日にみられた果実の甘味やポッテリ感は消え去り、まさにオー・ボン・クリマらしい、ブルゴーニュにも通じる落ち着き感を取り戻してくれます。このあたりの資質変化は、以前試飲した2008年のサンタ・バーバラと同じ傾向にありますが、今回はその変化推移が思いのほか劇的だったので、ちょっとした驚きがあったとも言えます。

全体的な佇まいとしては良好なものがあり、手軽さの中の質実さといった、気持ちよく安心して身を任せられる中庸さを持っているので、概ね価格帯に準じた納得出来る世界観だと言えそうです。最初から翌日に持ち越すことを前提に飲めば、現在でもその全容もしっかり享受できると思うので、比較的手軽に飲めるオー・ボン・クリマとしては程よい選択肢になりそうです。
(2011/04)

参考市場価格2,580円~3,087円(平均約2,799円)
点数評価--

ホーム > アメリカ > カリフォルニア > サンタ・バーバラ・カウンティ シャルドネ ロス・アラモス・ヴィンヤード キュヴェ V
Home > U.S.A. > California > Santa Barbara County Chardonnay Los Alamos Vineyard Cuvée V

Global Partners