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- Good Quality -

2010 Ruché di Castagnole Monferrato Laccento
Societa Agricola Montalbera S.r.l.

Ruché di Castagnole Monferrato Laccento

イタリアを代表するワイン評論家「ルカ・マローニ」が最高得点を与えたことで、一躍話題沸騰となったのがこの「ラッチェント」。ちなみに、2010年は過去2番目に高い評価となっていますが、前後のヴィンテージとなる2009年、2011年、2012年が最高評価となる99点を獲得しています。いずれにせよ、ヴィンテージに関わらず一貫して非常に高い評価を受けているのが最大の特徴となっています。

ピエモンテのマイナーな土着品種「ルケ」で造られる希少なワインですが、比較対象が存在しないと言えるほどの独自性と世界観を突き進んでいるので、飲み手によってその評価は大きく別れるかもしれません。その最大の特徴は、味覚として感じられる表層の味と、そのコアに存在するポテンシャルの指向性が大きく乖離している事から来る、独特な立ち位置及び世界観だと言えます。

品種特性なのか、非常に高い芳香性を備え、香水を彷彿とさせる鮮やかな赤系の香りが漂います。果実味はピュアでキュートなキャンディ系で、表層で感じられる味覚としては、半分の価格帯に位置するようなキャンティアブルッツォボジョレーといった日々気軽に飲めるような類いに近い指向性ですが、逆にコアに潜むポテンシャルとしては、より上の価格帯に位置するワインに比肩する堅牢性の高さが印象的で、良質なバルバレスコブルゴーニュを彷彿とさせるものが感じられます。この指向性のギャップが興味深い点でもあり、また、飲み手によって評価が大きく分かれる要因と言えるのかもしれません。

タンニンや骨格はしっかりしていますが、単一品種によるピュアな果実味系ということもあり、グラスはやや大振りなものの方が適している傾向にありますが、あまり大きすぎると果実味が飛ぶ傾向にあるので、間をとってボルドー系のグラス(ヴィノムの6146/0など)が適していると言えそうです。抜栓日はその個性が際立つ傾向にありますが、翌日に持ち越すと表層とコアの距離が縮まり一体感が増し、その本質的訴求力がより明確になって飲み手に伝わります。本質的には非常に魅力ある素晴らしいワインだと言えますが、やはりその最大のネックは「相対的に高価(に感じやすい)」という点にあるので、ルカ・マローニによる異常に高い高評価も相まって、残念ながらメディア主導型のアイテムに成り下がってしまっているとも言えます。単なる嗜好品として捉えるか、それとも鑑賞の対象物として捉えるかで両極の見方となりますが、その良質さに関しては確かなものがあるので、価格的な問題がクリア出来れば、一度は試してみる価値があると思います。
(2014/02)

参考市場価格3,517円~4,830円(平均約4,429円)
点数評価98(LM)

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