- Recommended -
グレケットという土着品種で造られる白ワインですが、高いアルコール感、しっかりとした外郭、そして豊かな果実的のおかげで、価格帯以上のポテンシャルと美味しさを感じることが出来ます。
13.5%という高いアルコールがしっかりと伝わり、多少なりとも厳しい系の表情が先行しますが、適度なボリューム感や果実の豊かさが感じられる適度な体躯が構築されている事もあって、全体像としてはうまくバランスしている傾向にあります。時間経過による変化推移もそれほど大きくないので、前年の2011年よりも日常飲みとして多くの場面で活用出来そうな印象もあります。
相変わらずコストパフォーマンスが非常に高く、気軽に飲んでよし、ポテンシャルを引き出すようにしてじっくり飲むもよし、幅広い要求にそつなくこなしてくれる万能選手と言えそうです。
(2014/09)