進化と発展を続ける「日本ワイン」
キャンティ&キャンティ・クラッシコ
偉大なる王のワイン「バローロ」
ニュージーランドを牽引する日本人生産者
進化と発展を続ける「日本ワイン」
特別特集「シャブリ」
紡がれるブルゴーニュの伝説「ルロワ」
大地の恵みと多様なテロワール「エトナ」
新たな潮流「スパークリング日本酒」
ジュヴレ・シャンベルタン
白ワインの聖地「フリウリ」
特別特集「ニュイ・サン・ジョルジュ」
楽天市場「バローロ」
楽天市場「バルバレスコ」
楽天市場「パウエル&サン」
------

- Recommended -

2012 Castillon Cotes de Bordeaux Clos Leo
Clos Leo

Castillon Cotes de Bordeaux Clos Leo

右岸を代表するワイン「シャトー・ド・ヴァランドロー」を手がけるテュヌヴァン社で働いていた日本人「篠原麗雄」が、0.82haの畑を購入し2002年から造り始めた極少量生産のガレージワインがこの「クロ・レオ」。

今回の2012年ヴィンテージから、225リットルの1樽に加えて、新たに350リットルの樽を2つ導入して造られています。篠原氏によると、350リットルの樽に入れることでよりワインが生き生きとし、今まで以上に香りと味わいを表現できたと実感しているようです。なお、1樽分400本のみスペシャルキュヴェも造られています。

軽やかな立ち振る舞いの中、非常に流麗な美を放ち、不思議とブルゴーニュにも似たエレガントな表情を持っているのが印象的です。しかし、その優しく軽やかな表情とは裏腹に、体躯内部は次元を超えた濃密さと緻密さで満たされ、これだけの凝縮感と豊富なタンニンを有しながらも全体像としては一切暴れることなく、むしろ群を抜くレベルで恐ろしいほどの丁寧さが感じられます。この隅々にまで行き届いた丁寧な手仕事は、日本人ならではの特性やその勤勉さが色濃く反映されているのかもしれません(一口飲むだけで明らかに他とは違うのがわかる)。

これだけの濃密さとエレガントさを共存させながら、しかも素直に魅力的でストレートに美味しいと感じさせるボルドーワイン像を構築しているのは驚きでもあり、明らかに他では見られない独自のスタイルでもあるので、絶対価格が高く入手困難ではあるものの、その高いハードルに見合うだけの説得力を持っているのは確かです。
(2018/10)

参考市場価格7,776円〜9,720円(平均約8,462円)
点数評価--

ホーム > フランス > ボルドー >コート・ド・ボルドー > クロ・レオ
Home > France > Bordeaux > Côtes de Bordeaux > Castillon Cotes de Bordeaux Clos Leo

Global Partners