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- Very Good Quality -

2008 Barolo Serralunga
Azienda Agricola Schiavenza di Pira Luciano

Barolo Serralunga

セッラルンガ・ダルバに居を構え、化学肥料を一切使用せず自然な造りを実践するのが、ルチアーノ・ピラが手がける「スキアヴェンツァ」。発酵は野生酵母でコンクリートタンクを使用し、熟成には大樽を使用するなど、じっくり時間をかけて造るバローロの伝統を受け継いでいます。

単一クリュではないものの、それでもセッラルンガ・ダルバのエリア内に点在する様々な自社畑から造られています(2010年からはバローロ・デル・コムーネ・ディ・セッラルンガ・ダルバに名称を変更)。まさにセッラルンガとも言うべきパンチ力のあるスタイルで、現状では、口中に渇きを呼び込むドライで非常に強いタンニンが全体を支配しています。ボディは比較的小ぶりですが、屈強なタンニンに覆われたその内部には、求心力のある熟度の高い果実があり、ややごわついた質感と共に居並ぶ酸など、各要素の表情が非常にはっきりとしている傾向にあります。同時に、各要素間に隔たりがあるので、純粋なバランス面にやや難があるような印象なので、抜栓日に関してはやや難しい印象を受けます。

しかし驚いたことに、抜栓翌日になると一気に事態が好転し始めます。激しい渇きを伴うタンニンは健在ながら、それを上回る勢いでボディが豊かになり、果実の持つ表情と魅力が体躯の中心にしっかり位置して、ストレートに飲み手に訴求してくれます。内包する各ピースに大きな変化はないものの、それでも互いの相関関係が変化することで、これだけ良好な表情へと変貌するという事実には素直に驚かされます。これぞまさに、バローロというワインが持つ真なるポテンシャルの一旦が垣間見れる瞬間かもしれません。

厳しい表情を主体とするハイコントラストなスタイルなので、基本的にはタニックなワインが得意でない人には向いていません。また、20年から30年、もしくはそれ以上の時間を軽く生きながらえるほどの長寿命系なので、ゆっくりと時間をかけて向き合うことの出来る人でなければ、本当の魅力を引き出すのは難しそうな印象でもあります。とはいえ、確かに荒々しく無骨な一面はあるものの、全体的なパッケージングとしては現代基準でしっかり仕上がっているので、その荒々しさに反して、意外と親近感のある立ち振る舞いなのも印象的です。
(2018/11)

参考市場価格:4,550円
点数評価:95(WS)、91(V)、88(LM)

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