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- Good Quality -

2018 Savage Red Stellenbosch
Savage Wines

Savage Red Stellenbosch

ケープ・ポイント・ヴィンヤーズのワインメーカーだった「ダンカン・サヴェージ」が、2011年に立ち上げた自身のワイナリーが「サヴェージ・ワインズ」。設立当初は片手間で造っていましたが、規模の拡大に伴い2016年からは専念。自身の名を冠するサヴェージ・レッドは、以前はシラーを主体としたブレンドワインでしたが、後にシラー100%となり、この2018年ヴィンテージからは、ステレンボッシュ産のシラー100%へと変化しています(畑の一部はブッシュヴァインに植え替え中でビオディナミを実践)。

全体的にはそつなく纏まった良質な構成で、明確な甘み、酸、スパイス、ヒリヒリとした辛味と、各要素は非常に充実していて、適度なバランス感覚でスッキリとした世界観が構築されていますが、相対的にやや甘みが強めで、中盤からの酸やアルコール感でボディをしっかり引き締めてはいるものの、それでも引き締めきれずにやや甘みが口に残る傾向にあるので、全体的な構成要素の良質さに反し、実際の訴求力はそこまで上がってこない印象でもあります。指し示す方向性や抱える問題点としては、バーデンホーストのレッド・ブレンドと似た傾向にあるので、逆に言うとこの世界観こそが現代の南ケープのスタイルと言えるのかもしれません。

全体的な印象としては、これまでにあまり経験したことのタイプのシラー像で、確かに濃縮した甘みは強いものの、それでも「シラーズではなくシラー寄り」な印象でもあり、他の産地とはまた一味違う独自性を表現できているのも事実です。ダンカン自身も「白ワインばかり造っていたので、醸造が難しい赤ワインにも挑戦したかった」と語っていることや、この数年でも品種構成や畑の産地が細かく変遷していることなど、まだ発展途上な印象でもあるので、今の姿だけで判断するのではなく、今後の進化と発展の方により期待したいところではあります。
(2021/05)

参考市場価格4,200円〜4,980円(平均約4,570円)
点数評価95(TA)

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