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2019 Les Amitiés Blanc
Hirakawa Winery

Les Amitiés Blanc

余市産の葡萄で造られる、平川ファームオリジナルの新ブランドが、友情という意味を持つ「レザミティエ」。白は、全房比率67%、スキンコンタクト比率33%で、それぞれ個別にタンクで発酵後、MLFを行わずにシュール・リーで6ヶ月間熟成。補糖、補酸、除酸、清澄は行わず、フィルター処理のみで瓶詰めされています。

スキンコンタクトの影響もあってか、色調はやや濃いめの綺麗な黄金色。グラスに少し鼻を近づけるだけでも明確にわかる、豊かな果実の香りが非常に印象的です。日本のワイン、さらにいうと北海道というイメージを良い意味で覆してくれる、豊かなボリュームを伴うリッチなボディが魅力を放ち、マンゴーやパイン、そして桃などの橙色系のトロピカルなニュアンスが感じられますが、それでも不思議と感じる果実感は「白系のスッキリした表情」なのが印象的です。爽やかな清涼感や、溌剌とした青リンゴの風味など、かなり明確で豊富な酸が一本芯を通していることが重要な要素のように感じられ、これだけ充実感のあるリッチなボディでありながらも、緩みやダレなどが一切なく、全体をバランスよく綺麗にスッキリ纏めているというのは、素直に驚きを覚えます。

一般的な白ワインは10度前後、もしくはそれ以下の温度に冷やすことも多いと思いますが、レザミティエの推奨温度は14〜18度と、ほぼ赤ワイン並の温度帯となっています。ここまで温度を上げると、ボディが緩んでバランスが崩れてしまうような印象を持つかもしれませんが、実際はそんな心配は無用、どころかむしろ温度を上げることでよりバランスが取れて魅力が増加する傾向にあり、リッチな風味とエレガントな清涼感が両立する姿には、一切文句のつけようがない程ですらあります。

平川ワイナリーのラインの中では手頃なレンジに位置するアイテムですが、確かに素直に楽しめるストレートな魅力と訴求力を持ったタイプで、正直、食事との相性が非常に良いので軽く1本飲み干してしまいそうな浸透性があります。ポテンシャルピークとしても、やや抜栓日寄りな傾向にありますが、それでもどこか襟を正したような品位を感じる佇まいなのが印象的で、気軽に飲めるとは言っても、不思議と背筋を正したくなるような程よい緊張感は伝わってきます(とは言え堅苦しさはない)。蝋キャップで封がされていることや、ボトルの底にかなりの量の澱が沈殿していることなど、普段からワインを扱い慣れてない人には少し扱いが難しいかもしれませんが、それでも月に一度の贅沢な日など、日常プラスアルファを彩るに相応しい良質な世界観が広がるので、個人的には積極的にお勧めしたいところではあります(むしろ日常で気軽に飲むのはちょっと贅沢かも?)。
(2021/11)

参考市場価格3,300円
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