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- Good Quality -

2020 Solitude Grande Cuvée
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Solitude Grande Cuvée

全房のまま嫌気的な状態でプレスを行い、その後ステンレスタンクでアルコール発酵、さらにフランスアリエ産の樽(新樽85%、3年使用樽15%)で澱と共に5ヶ月間熟成を行なっています(MLFは行わず)。補糖、補酸、除酸、清澄、濾過、全て行わずにボトリング。白ワインながら、最適なサービス温度は17〜21度(最適温度19度)とかなり高めになります。

基本的な構成要素は同じソリチュードのテール・ド・ヨイチと同様ですが、グランド・キュベは相対的に酸が穏やかで、同時にボディの充実度やボリューム感が2割増と言った印象を受けます。果実感もレモンやパイン系の王道的なニュートラル指向で、新樽を使用しているとは思えないほどクリーン&ピュアなスタイル(明快な樽的要素は皆無)なのが印象的です。

テール・ド・ヨイチよりも酸が落ち着いているので抜栓直後から向き合いやすい傾向にありますが、それでも翌日の方が素直な魅力が表出するのは確かで、ボトルの底の方になると僅かな澱の影響で若干白濁するものの、同時に風味や旨味が増してくるので基本的には抜栓後に時間をかけた方が良好な印象です。ただ、テール・ド・ヨイチとは異なり、相対的に酸が穏やかでボリューム感があるという指向性が影響してか、やや表情が丸く緩みが出やすい傾向にあったので(サービス温度が高いと特にその傾向がハッキリしやすい)、時間をかけすぎると逆に上位キュヴェらしい偉大さが感じられなくなるかもしれません。
(2022/03)

参考市場価格6,050円
点数評価--

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