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- Good Quality -

2018 Miyoshi Wine Tomoé Muscat Bailey A Shibatoko Vineyard
Hiroshima Miyoshi Winery Co., Ltd.生産者ワインリスト

Miyoshi Wine Tomoé Muscat Bailey A Shibatoko Vineyard

広島県三次市の栽培農家「芝床直樹」が管理する農園のマスカット・ベーリーAを使用し、樽でゆっくり時間をかけて約18ヶ月間熟成させたキュヴェ。

木津田ヴィンヤードも樽熟成によって造られますが、熟成期間が倍という事実以上に、根本的に葡萄そのものが持つ資質やスタイルが異なる傾向にあります。相対的に色調は濃いめ。抜栓直後は還元傾向にあるものの、10分程度で本来の表情に戻るので特に問題はなさそうです。他のキュヴェよりもヴィンテージが2年古いという事もあってか、一定の熟成感があり、ベーリーAらしいフレッシュさや瑞々しさとは対極にある表情となっています。3つのキュヴェの中では最も熟度が高く、ボディにも豊かさと重厚さが感じられますが(若干都農ワインのプライベートリザーブと似た雰囲気も)、それでも表情は柔らかく丸さがあり、品種的に骨格を感じるような系譜ではないので、親しみやすい距離感はしっかり保たれています。

時間とともに徐々に表情が鮮明になる傾向にあり、既に熟成感が出ている割には思いの外ポテンシャルも感じられます。果実の熟度以上に酸が終始しっかり感じられるのも大きな特徴で、林檎の皮のような仄かな軋みが表情をうまく引き締め、翌日に持ち越しても決して緩むことのない良好なバランス感が維持されています。濃縮感や熟成感が堪能できる独自の個性を持ったベーリーAでありながら、手が出しやすい日常的な価格帯が維持されているというのは非常に大きなメリットだと言えそうです。
(2022/09)

参考市場価格2,530円
点数評価--

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