- Good Quality -
ドイツ系品種でありながら、同時に北海道の余市で約4割を占めるのがこのケルナー。日本の冷涼産地らしい綺麗な仕上がりではありますが、一般的なケルナーの印象よりも堅牢資質がコアにあり、同時に香りや風味に焼酎を彷彿とさせるような強い個性を放っていることもあってか、実際のアルコール度数(12%)以上に飲みにくさがやや先行します。現状では、少なくとも抜栓翌日以降に持ち越して、余計な力が抜けて落ち着くのを待った方がより向き合いやすくなる傾向にあるので、現実としてはサービスにある程度の工夫が必要かもしれません。
(2025/01)