- Good Quality -

2021年は春先は比較的穏やか、初夏は逆に雨が多く日照不足傾向にあり、夏以降は晴天と昼夜の寒暖差が拡大したことで、繊細さとバランスの両方を併せ持つヴィンテージとなっています。畑は「生居畑」他、収穫日は9月下旬〜10月下旬。アルコール度数11.5%、総酸度5.4g/l、pH4.0、残糖0g/l。ボトリングが22年11月28日、生産本数は2,217本。2025年12月にリリース。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨンを軸に、メルロー、カベルネ・フラン、ピノ・ノワールの4品種をブレンド。聞いたこともないかなり変わったセパージュ構成ですが、ボルドー的なカベルネのニュアンスの一端を兼ね備えながらも、メルローらしい丸みのあるボディとかなりわかりやすい明快な甘味が親近感ある表情を生み出しています。ややポッテリとした低解像度系ではあるものの、それでも落ち着いた穏やかなハーブのアクセントがちょうど良く、口当たりの良い飲みやすい甘さと優しさが素直な美味しさを構築しているので、このご時世に2千円台で購入できる親しみやすい赤というポジションを考慮すると、一定の評価が得られる良好なスタイルの赤ワインだと言えそうです。
(2026/02)