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Home > Special Feature > The full expression of their terroirs "Champagne Jacquesson"

完全なるテロワールの表現「ジャクソン」

ジャクソンにおけるシャンパーニュ造り

200年以上の歴史を誇るシャンパーニュ・メゾン「ジャクソン」。ジャック・セロスやエグリ・ウーリエなどの著名RM生産者と並んで非常に高い評価を得ていますが、畑はグラン・クリュとプルミエ・クリュのみで構成され、また、28haのうち契約畑は8haのみと、実際には自社畑がメインで(必要な葡萄の80%を自社畑でまかなっている)、比較的RMに近い立ち位置の生産者になります。契約畑についても、自分たちの目が行き届く範囲の近隣にあり、長年培ってきた信頼のおける栽培農家から葡萄の状態で買い付け、圧搾はすべてジャクソン自身で行っています。

一般的に、シャンパーニュといえばあくまでも「ブレンド」の文化が主流で、そのメゾンのスタイルを安定して打ち出すためにも、ヴィンテージや品種などは表に出ない傾向にあります。しかしジャクソンでは、「テロワール本来の個性を明らかにする」という考えが土台にあり、畑での仕事を最も重要視し、その年にその土地でしか生まれないものを具現化するためにシャンパーニュ造りを行っています。また、テロワールをより鮮明に表現するために、葡萄栽培が難しいこの地で「ビオディナミ」を実践している稀有な存在でもあり、28haのうち10haが認証取得済み、そして残りの18haについても、開花前と開花後の2回しか農薬は使用していません。

醸造工程にも細部にわたってこだわりがあります。不快なタンニンや苦味を果梗や種から抽出してしまわないよう、伝統的な垂直式プレスを行いますが、ジャクソンでは一般的な円形プレス機ではなく「角形のプレス機」を用いています。圧搾したジュースも一番搾りしか使用せず、3〜4ヶ月の発酵後、澱引きを一切せずにシュール・リーの状態で長期間熟成させます。また、時間をかけて澱が自然に酒石をを伴って沈殿していくので、清澄や濾過も行いません。多くのシャンパーニュ生産者が行っていない(行えない)醸造方法が実際に行えるというのも、すべては「良質な葡萄」を得ることができているからでもあり、丁寧な畑仕事を積み重ねてきた結果が醸造工程に結実しているとも言えます。

ジャクソンの象徴「700番シリーズ」

ジャクソンを象徴とするシャンパーニュが「700番シリーズ」。1898年に創業100年を記念して瓶詰めされたのが番号「1番」であり、2000年にこのシリーズを造ると決めた時の瓶詰めナンバーがちょうど「728番」だったことから、「キュヴェ728」として最初の700番シリーズが誕生します。ジャクソンの中では唯一ブレンドで造られるこの700番シリーズは、一般的なノン・ヴィンテージ・シャンパーニュとは異なり、そのメゾンのスタイルを表すのではなく、ヴィンテージの個性を生かしながらも、本当の意味での「グラン・ヴァン」を表現するために造られています。そのため、ベースとなるヴィンテージを基軸としつつも、より複雑性を高めるたにヴァン・ド・レゼルヴがブレンドされています。

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