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2005 Terra di Lavoro
Galardi S.r.l.生産者ワインリスト

Terra di Lavoro

僅か数年でカンパーニャ、いやイタリアを代表するまでに躍進した「テッラ・ディ・ラヴォーロ」。ファースト・ヴィンテージは1994年。もともとは建築家の「アルトゥーロ・チェレンターノ」の妻ドーラの祖父が所有していた土地で、家族ぐるみの仲という「リッカルド・コタレッラ」の助言によって本格的なワイン造りを開始したようです。コタレッラといえば「メルロー」のイメージがありますが、このワインは「アリアニコ」に「ピエディロッソ」と、完全に土着品種のみで造られます。

シンプルながらも極度に研ぎすまされた感のあった2004年とは異なり、今回の2005年は複雑な要素を多分に内包している傾向にあります。香りにも奥ゆかしさと多様さが感じられ(ふとブーケガルニが脳裏を過る!?)、膨大なタンニン力からくる厳しさと仄柔らかい肉感の対比が織り成す、より現実的な距離感を持った内容になったと言えそうです(以前よりも複雑さが増した反面、物腰が柔らかくなった)。

グラス1杯目はその強靭さと短く収束するフィニッシュによってややぶっきらぼうな印象を受けますが、2杯目あたりから内部の柔らかさや微笑みが明確に感じられるようになり、完熟した果実のトロミある甘さと強靭なタンニンのハーモニーを存分に楽しめるようになります。ワインの持つ資質や指向性としては、同じカンパーニャセルピコに共通する部分があり、内包する膨大かつ強靭なタンニンが熟れるのを待つことなく真正面から受け止めることで、はじめてその本質に触れることができ、そして存分に楽しめる傾向にあります。じっくり熟成させても面白くなりそうな部分もありますが(もう少しで心象風景が見えそうな雰囲気も)、基本的な飲み方としては「若いうちから飲んでその存在力を享受する」といった体力勝負的な飲み方の方が向いている印象があります。

畑の拡大と生産本数の増加の影響もあるのか、その高い評価に反して価格は現状維持、もしくはやや下がっている傾向にあるので、お買い得感は以前よりも若干向上していますが、それでも現時点での最新ヴィンテージとなる2008年が念願の50ユーロレンジに落ち着いてくれたことを考えると、逆に2005年という年に特別な思い入れがない限りは選択しにくいというのが現実かもしれません。とはいえ、決して割にあわないわけではないので、懐に余裕があれば積極的に選んでみる価値は十分ありそうです。

ちなみに、このワインは2008年度版ガンベロ・ロッソで最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得しています。
(2010/10)

参考市場価格:9,450円~13,500円(平均約11,294円)
点数評価:98(V)、93(WA)、92(GR)、85(LM)

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