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- Very Good Quality -

2015 Soter Mineral Springs Ranch Pinot Noir
Soter Vineyards生産者ワインリスト

Soter Mineral Springs Ranch Pinot Noir

複数の名だたる著名ワイナリーで醸造コンサルタントをつとめたカリフォルニアの重要人物「トニー・ソーター」。そんな彼が故郷のオレゴンで手がけるトップキュヴェがこの「ミネラル・スプリング・ランチ」。自社畑100%、全房比率30%で発酵、そして新樽比率45%のフレンチオーク樽で14ヶ月熟成と、細部までこだわった造りで仕上げられているので、本領を発揮するまでに時間がかかる、長期熟成型のスタイルになっています(出来れば10年程度は熟成させたい)。

ざっくりとした世界観としては、ノース・ヴァレーのオリジンと似た概要なので、同時に飲めば同じ生産者ということが具に理解できます。しっかりと熟した果実に、グリーンのニュアンスを持ったスパイシーな表情と硬さ、そして後味にかけてヒリヒリと痺れる高アルコールな要素など、一定のポテンシャルを有するピノ像が広がります。オリジンと比較すると、相対的に体躯がややぽってりと柔らかめな傾向にあり、同時にメントールを感じるハイトーン系の要素もやや強めとなっています。

抜栓日の印象だと、ソーターらしいある種の硬さとスパイシーさが少し立ち気味で、ボディがやや大人しめということもあってか、そこまで高い訴求力を持っているわけではなく、あくまでも2011年のスタイルの延長線上にとどまっているような傾向にあります。どことなく、ピノ・ノワールのボディに、カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴を封じ込めたような印象でもあります。しかし、翌日に持ち越すと、意外なことに陽的な果実の甘みが膨らみ、充実した体躯内要素との一体感や、アクセントとなるスパイシーさが適度に熟れる点など、素直に楽しめる魅力的な世界観へと一気に昇華します。そこからさらに日を跨ぐと、今度はタニックで重厚なパワフルボディが印象的なスタイルへと変遷し、もはやボルドー系のワインかと思うような力強さも垣間見せてくれます。

好みが分かれそうなハッキリとした個性があり、場合によっては過小評価してしまいそうな世界観ではありますが、それでもポテンシャルが高いのは確かで、状態としては今からでも素直に楽しめますが、基本的には長期熟成させることで開花するような世界観なので、いつ飲むにしても、まずは焦らずじっくり向き合うことをお勧めします。
(2020/11)

参考市場価格9,218円〜11,880円(平均約10,993円)
点数評価98(JS)、95(VAG)

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