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2015 Alta Mora Etna Rosso Guardiola
Alta Mora (Cusumano S.r.l. Soc. Agricola)生産者ワインリスト

Alta Mora Etna Rosso Guardiola

ディエゴ&アルベルトのクズマーノ兄弟が、父フランチェスコとともにエトナで始めた新プロジェクトがこの「アルタ・モーラ」。何年にもわたる調査の後、2013年4月にエトナ山の北側斜面に最初の3つのコントラーデを購入。現在進行形で進むこのプロジェクトは、現在、グアルディオーラ、フェウド・ディ・メッツォ、ピエトラマリーナ、ソリッキアータ、ヴェルツェッラと言う5つのコントラーデに拡張されています。

セパージュはネレッロ・マスカレーゼ100%(畑の標高は800〜1,000m)。高いアルコール(14%)と熟度の高い果実味はスタンダードラインのエトナ・ロッソと同じですが、その本質、そして世界観は180度異なります。マジョリティ指向が強く甘くハッキリとした表情を持っていた通常のエトナ・ロッソとは異なり、グアルディオーラは根本的な造りやボディの構造、そしてテクスチャなどの構成要素にスポットが当たっています。果実味そのものは熟度の高い甘さを持っているのは確かですが、それでも表層的には収斂性のある豊富なタンニン、そして苦味によってマスキングされているので、完全に味覚ではなく脳で理解するタイプに仕上がっています(まさに上位クラスに相応しい世界観)。

ボディ自体は薄めな印象でもあり、ブルゴーニュのピノ・ノワールにも相通じるものがありますが、それでも純粋な酒質はかなり重厚かつ濃密で、ポテンシャル要素もかなり高そうな印象です(パワー感はむしろバローロ寄り)。実際、コルクには30年間リコルクが不要な「Diam 30」が使用されているので、造り手としても長期熟成の可能性を示唆しているようですが、それでも現状で既に初期の熟成段階には到達している印象で、果実の表情にも若干の妖艶さが見て取れるようになっているので、抜栓翌日に持ち越した時の印象も鑑みると、さすがにそこまでの長寿命系という感じではなさそうな印象です(10〜15年ぐらいでゆっくり熟成のピークを迎えそうな印象)。

世の中の評価としては、通常のエトナ・ロッソとほぼ同等の点数評価になっていますが、実際には完全に異なる方向性のワインになっているのが要注意ポイントで、現実的な価格帯も倍近く離れているので、根本的な立ち位置、そしてターゲットとなる層が異なっている印象です。
(2021/10)

参考市場価格4,290円~5,291円(平均約4,859円)
点数評価94(Fa)、91(WE)、91(WS)

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