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- Good Quality -

2022(2022/02) Ginjo
Wakaze (Kura Grand Paris)生産者ワインリスト

Wa Classic

山形県に本拠地を構える、2016年創業という新世代の酒蔵が「Wakaze(ワカゼ/若勢)」。そんなWakazeが2019年にフランスのパリに進出し、ヨーロッパ最大規模となる酒蔵「Kura Grand Paris(クラ・グラン・パリ)」を創立。そして、山形県が誇る酒造好適米でもある「出羽燦々(長野県で生まれた「美山錦」を母に、後の華吹雪となる「青系酒97号」を父として交配育成)」を使用し、精米歩合60%で造られる純米吟醸酒がこの「Ginjo 2022」。前作となる和クラシックは掛米が出羽燦々、麹米がカマルグ産でしたが、今作は掛米、麹米ともに100%山形県産の出羽燦々で造られています。

アタックから明確な甘味が伝わってくるのが非常に印象的で、ボリュームのあるボディに、メロンのようなニュアンスを持つ塊感のある甘味、そして旨味がストレートに訴求してきます。流麗感はあるものの、和クラシックで印象的だった水のような軽やかなスタイルとは異なり、リッチな充実感や凝縮した要素を具に感じます。香りや後味に清酒らしい風味を感じますが、それでもやはりWakazeらしい明快なスタイルはこのGinjoでも変わらず、多くの人が素直に楽しめるであろう「新世代感的な美味しい清酒像」が存分に発揮されています。アルコールが12%と他のキュヴェよりも更に低いこともあり、非常に飲みやすく後を引かない優しい物腰なのも印象的です。

全体を通してとにかく「凝縮した充実感」が非常に際立っていて、和クラシックからさらに一歩前進した印象でもあることから、Wakazeの中では最も分かりやすく訴求するキュヴェだと言えそうですが、その反面、価格はさらに上がり、輪をかけて入手も非常に困難なので(輸入元の初回販売分は既に完売済み)、基本的には一般層向けではなく、あくまでもコストを一切気にしない富裕層や、特別な場面での贈答品としての役割が主な用途だと言えそうです。
(2022/05)

参考市場価格7,700円
点数評価--

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