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- Good Quality -

1993 Chianti Classico Vigneto Bellavisita
Castello di Ama S.p.A.生産者ワインリスト

Chianti Classico Vigneto Bellavisita

最初の単一クリュ・キャンティと言えば、1982年にアマが「ヴィニェート・ベッラヴィスタ」を、1983年にフェルシナが「ランチャ」を、そして1985年にフォントディが「ヴィーニャ・デル・ソルボ」を造ったことがあげられます。つまり、この「ベッラヴィスタ」こそが単一クリュという方向性を確立させた初のキャンティ・クラッシコとなるわけです。アマの最高傑作とも言われるベッラヴィスタの畑は、広さが約23ha、標高が456m~530mの南向きで、使用されるサンジョヴェーゼは1967年と1975年に植樹されています。

アマはベッラヴィスタに続き、1982年にサン・ロレンツォ、1985年にラ・カズッチャ、1988年にベルティンガと、立て続けにクリュ・キャンティを世に送り出しますが、ノーマルのキャンティ・クラッシコそのもののクオリティを向上させるために、優位性が見られなくなったサン・ロレンツォとベルティンガの生産を打ち切り、1997年ヴィンテージより新たな道を歩みだしています。

抜栓直後からかなり落ち着き整然とした様相が印象的で、コンパクトに纏まったスリムな体躯に、いかにもキャンティ的な締まりのある酸味が全体に行き渡ります。10年以上経過したことがはっきりわかるような熟成感は感じませんが、特に若さもなく妙にこぢんまりとしているので魅力そのものがあまり感じられません。当初の印象では抜栓日に飲みきらないと一気に落ちてしまいそうな雰囲気がありましたが、実際には思った以上に構造維持力があり、むしろ翌日に持ち越した方が印象も良く、僅かながらも果実の魅力が顔を出してきます。

今回のボトルは同経路だったピアン・デル・チャンポロ以上に噴いた跡があり、もしかするとボトルコンディションがそれ程良くなかったのかもしれません。しかし、近年のベッラヴィスタの通常流通価格は1万円を大きく超えるものとなっているので、半額以下におさえられたこのヴィンテージは、そもそも期待できるポテンシャルを兼ね備えていない可能性があります(つまり値段相応)。

トスカーナにおける1993年ヴィンテージはそれほど力のあるヴィンテージではありませんが、不幸にも90年代前半は不作が続いていたので、その中でも良質な部類に入る1993年は、相対的なコストパフォーマンスに優れる隠れた良年とも言えます。しかし、今回の内容だけではベッラヴィスタの力を体感することはできず、純粋なコストパフォーマンスを考えた場合も、クオリティが大きく向上している近年のノーマル・キャンティ・クラッシコを選択した方が圧倒的に高い満足感が得られるので、包括的に考えると少し難しいポジションに位置しているのかもしれません。
(2005/03)

参考市場価格5,000円~7,800円(平均約6,220円)
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